スクリーンショットをブログでレビュー、説明のために貼っても良いのか / Can We Use Software’s Screenshots for a Review on Blogs?

   2016/07/24

  • トピック;ブログでレビュー、説明のためにスクリーンショットを貼っても良いのか
  • ポイント;著作元の許諾を確認する。禁止されていなくても”引用”の体裁で利用する。”引用ルール”を徹底する。誹謗中傷をしない。
  • キーワード;使用許諾、”引用ルール”、誹謗中傷をしない
  • Topic: Can we use software’s and application’s screenshots for a review and an introduce on blogs?
  • Points: Confirm permission of the copyright’s owner. If it was available, you should use screenshots based on “Quotation-Rules”. Do NOT slander in reviews and introductions.
  • Keywords: Permission, Quotation-Rules, Do NOT slander.

スクリーンショットを使ってソフトウェア、アプリのレビュー、説明をしたい

ブログでは、どうしてもソフトウェアの紹介やレビュー、説明などをしたいときがあり「スクリーンショットをつけて分かりやすく説明したい」と思うことがありますよね。但し、他者が作ったソフトウェア、アプリの画面は間違いなく著作物です。勝手にブログで貼り付けてしまっては著作権侵害になります。そうなると”引用”で画像を利用することになります。
参考;著作権が心配なので引用について調べてみた
ここでは画像はデリケートな部分が多いと語っていますが、ソフトウェア、アプリのスクリーンショットは需要が多い上に、世の中にはペタペタ画面を張り付けたサイトが多いですね。大丈夫なのでしょうか?

まずは許可されているかどうかを確認しよう

マイクロソフトやGoogleについては使用許諾に基づいて画面などが使えることを確認しました。
参考;著作権が心配なのでマイクロソフトオフィスファイルの利用について調べた
参考;著作権が心配なのでGoogleプロダクトのスクリーンショットの利用について調べた
但し、これを一社ずつやっていくことは非常に大変ですし、禁止されている場合、個人が作成したものなど、どうすればよいのでしょう?

禁止されているものには手を出さない

ソフトウェア、アプリの開発元、販売元が許可しているかを確認することはとても大切なことです。もし”禁止”としている場合は画像は引用すら止めておくべきでしょう。ゲームプレイ画像や版権キャラクターなどが入ったものは明確に”禁止”を謳っているものがあります。AndroidやPS4で機能的にキャプチャをできなくしているアプリやゲームもありますね。

利用するとしても”引用”で

そうでないもの(許可されているものも含む)を利用する場合も引用の範囲で利用するように私はしています。
参考;著作権が心配なので引用について調べてみた
以下の6点です。

  • 引用する必然性があること
  • 自分の文書が”主”、引用が”従”であること
  • 引用されていることが明確であること
  • 出典元を明記すること
  • 引用部が必要最低限であること
  • 引用情報は改変しないこと

改変ですが、個人情報や移り込んでしまった広告、クリックすべき部分のハイライトなどはグレーゾーンで、私は止むを得ない場合にはモザイクをかけたり、最低限のハイライトを入れたりしています。(元のスクリーンショットが何であるかがわかる範囲で)
また、説明の場合、どうしても画像が大きくなったり、画像枚数が増えたりします。”最小限”になるように心がけて引用しましょう。主従関係は引用ルールの中でとても重要です。

本当にグレーゾーンが多い

スクリーンショットを多量に、しかも引用の体裁をとらず載せているサイトは本当に多いですよね。実際のところ、紹介たりレビューされることでの”メリット”も著作元にあるためだと思います。マインクラフトやスプラトゥーンのようにゲーム画面の二次利用を可能にしてビジネスモデルにしている例もあります。逆にこれは中傷などをすると名誉棄損で訴えられるということになります。辛口レビューがだめだとは言いませんが、誹謗中傷のラインに入らないよう引用しましょう。
でも、説明や紹介のときはどうしても画像枚数増えてしまいますね...いつも気にしています。

まとめ

  1. スクリーンショットをブログで利用する前に、ソフトウェア、アプリの著作元の許諾を確認すること
  2. 禁止されていない場合は”引用”の体裁で利用すること
  3. ”引用ルール”を徹底して利用すること
  4. 引用の際、誹謗中傷にならぬようレビュー、説明、紹介すること



– 22nd July, 2016 / the 1st edition

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