著作権が心配なのでAutodeskプロダクトのスクリーンショットの利用について調べた / I Checked the Usage of Autodesk’s Product Screenshots. |
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Fusion360を使いたい
最近は無料のCADが増えましたが、最近熱いのがAutodeskの”Fusion360″です。最新の3D CADが無料で使えるとなれば、使わない訳にはいきませんね。私も使ってます。以前は英語版しかなく、ウェブ上の情報も少なかったのですが、今は日本語化もされ、日本語の情報がかなりネットにありますね。以前のように情報収集にはあまり困らず、便利な技を色んな方が公開されています。
3D CAD/CAM Software for Product Design | Fusion 360
中でも最近は小学生のユーザーも増えているようです。我が家の息子(小学校中学年)もやり始めました。ただ、日本語化されたとはいえ、子どもにはちょっとハードルが高いところもあるので、チュートリアルを作ってみようかと思いました。
そうなると気になるのが使用許諾です。
使用許諾の範囲でスクリーンショットはOK
Autodeskの使用許諾がありました。使用條款は日本語がありましたが、使用許諾は英語しかありませんでした。
Autodesk – Legal Notices & Trademarks – Requesting Copyright Permissions
Autodesk – Legal notices & trademarks – 利用規約
you may make a fair use of screen shots for purely educational or illustrative purposes (such educational guides, tutorials, how-to books, training presentations, product reviews, video demonstrations of the software, Websites, etc.) provided you adhere to the following guidelines:
純粋に教育、指導(教育ガイド、チュートリアル、ハウツー本、トレーニング資料、製品レビュー、ビデオデモ、ウェブサイトなど)への利用であれば、以下のガイドラインに従い、スクリーンショットを公平使用することができます。
出典;Autodesk – Legal Notices & Trademarks – Requesting Copyright Permissions
※日本語は私の訳で、参考です。
使用許諾には、改版や版権関わること、利用に関する記載などに関するガイドラインがありますので、スクリーンショットを公開する場合はよく読みましょう。また、ビデオデモと書いてありますので、動画での公開もガイドラインに則ればOKのようです。Fusion 360 Japanの公式ツイッターアカウントでも動画のフォローをしていますので、公認なのだと思います。
Fusion 360 Japan(@Fusion360Japan)さん | Twitter
Fusion360について
他のプロダクト同様、商標の記載をブログに記載しておきます。
参考;各社商標等に関する帰属について
また、ライセンスも確認です。Autodeskのナレッジ・ネットワークにライセンスとアクティベートについての記載があります。
Get Fusion360 free for 1 year if you are non-profit or if your business makes less than $100K a year. Renew as long as you need it.
非営利的、或いはビジネスの売上が年間10万ドル未満ならFusion360を1年間無料で取得しましょう。必要とする限り更新しましょう。
出典;How to activate Start-up or Educational licensing for Fusion 360 | Fusion 360 | Autodesk Knowledge Network
※日本語は私の訳で、参考です。
営利目的でも10万ドル/年以下の売上であれば、無料ライセンスでFusion360が使えるという記載です。太っ腹ですね。10万ドル稼いでみたいですが、趣味のCADでそこまでは稼げませんので、無料ライセンスとして公式にFusion360が使えますので、無料で使っていてもスナップショットの利用ができます。
やはり引用の範囲には注意
使用許諾があるとはいえ、やはり引用になります。引用ルールには十分注意してスナップショット利用や動画公開を行いましょう。
参考;著作権が心配なので引用について調べてみた
まとめ
- Autodeskの使用許諾に則れば、スナップショットの利用が可能、
- 動画もガイドラインに則れば公開可能
- 引用ルールには注意し、引用の範囲で利用すること
– 7th Sep, 2016 / the 1st edition
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