子どもに持たせるスマホを用意してみた「Q5002」 / A Smartphone to Give to a Child, “TJC StarQ Q5002”.

   2016/07/20

  • トピック;子どもに持たせるスマホを用意してみた
  • ポイント;コストと性能のバランスが良い「Q5002」を息子に使わせている。バッテリーの持ちが良く、動きもサクサク
  • キーワード;TJC StarQ Q5002
  • Topic: I selected a smartphone to give to a child.
  • Points: I believe the Android smartphone “Q5002” is well-balanced as both price and performance are good for my son. Battery keeps going for longer. It runs smoothly.
  • Keyword: TJC StarQ Q5002

子供向けのスマホを探してみた

新品でそれなりのスペックのものを、ということでバランスの良い機種を探してみました。候補に挙げたのは以下のような機種でした。

  • Xperia A SO-04E
  • ASUS ZenFone 5 16GB

docomo系のLTEが使えて、メモリが2G搭載、64GのSDXCが使える、GPSが付いている、実用に足るバッテリーの持ちがある、というのが条件でした。どちらも良いのですが、Xperiaはどうしても中古の白ロムになりますのでバッテリーの持ちなどが心配です。また、ヤフオクで買っても1万円5千円越えでした。ZenFoneの8Gモデルでも1万円以上します。
そこで候補としてでてきたのが

  • TJC StarQ Q5002

でした。メモリが1Gというのがネックでしたが、新品でも1万5千円くらいでした。特に買おうとした時にお正月の初売りで税込¥12,016の特売があり、これにしました。SIMフリーなので、どのキャリアのMVNO-SIMでもOKです。新品なので初期不良やバッテリーも安心です。


広告



各社 TJC StarQ Q5002 ブラック | 白ロム・タブレットや中古パソコン・アウトレット商品はイオシス

各社 TJC StarQ Q5002 ブラック【展示使用品】 | 白ロム・タブレットや中古パソコン・アウトレット商品はイオシス

スペックもまぁまぁ良い

Q5002のスペックはメモリ以外はそこそこです。
Q5002_battery_1

  • CPU;Qualcomm Snapdragon 400 MSM8926 1.2GHz クアッドコア
  • ROM;16GB
  • RAM;1GB
  • バッテリー;2600mAh
  • 外部メモリ;microSDXC(64G OK)
  • 画面;5inch(1280×720 IPS)
  • Bluetooth;Bluetooth 4.0 + EDR
  • Wifi;802.11 b/g/n
  • GPS;あり
  • SIM;デュアル(標準SIM/1スロット;GSM、microSIM/1スロット;2G/3G/4G/LTE)
  • カメラ;リア/800万画素、フロント/200万画素
  • 寸法;144.4mm×72.4mm×10.5mm
  • 重量:153g

スピーカーを使ってもヘッドフォンを使っても音が悪いというレビューが多いですが、私(子ども)は気にならない範囲です。また、ヘッドセットを使うことが多いので、音質云々は問題にしませんでした。

バッテリーの持ちが良い

1~2時間の移動中に子どもに暇つぶしをさせても1日持つくらいのタフさがあります。2時間の映画を動画再生しても大丈夫で、まだバッテリーに余力があります。バッテリーの管理にはちょっとバグがあるらしく、あまり参考にならない画面しかとれませんでした。ピンクの枠のところで2時間の動画を再生しています。

Q5002_battery_1

なぜか最後1%でずっと生きています...。でも、電源そのものに問題があるわけではないですし、バッテリー残量の目安はみれます。また、Q5002はバッテリーが交換できます。今時、バッテリーが交換できるのは良いですね。トレードオフとして防水ではありませんが、そこは気をつけて使えば良いことです。Amazonでもバッテリーが購入できます。

プリインストールアプリが少ない

これもお気に入りのポイントです。プリインストールされているアプリは、

  • イーショップ オンライン
  • スターキュー オンライン
  • らくらくアプリ
  • FSKAREN for TJC

くらいです。あとはgoogle系のアプリが入っているだけでNexus7なみのシンプルさです。これは何でも自分でやりたいDIYerにはたまらないですね。動作も重くならず、とても良いです。”FSKAREN for TJC”のみは残してあとはアンインストールしました。FSKARENのみ有料アプリの日本語入力アプリで、なかなかの使い心地です。サクサク動きますので、そのまま使っています。子どもに使わせたらあっというまにフリック入力をマスターしました。インターネットネイティブ恐るべし...。

動作は結構サクサク

普段使いには全くストレスがありません。メニューを使うときにモッサリ感はないですし、youtubeでHD動画を見る時も普通に観れます。3D描画能力もそれなりで、さすがにサクサクとはいきませんが、マインクラフトもプレイすることができました。

ストラップホールが付いている

海外製のスマホにはついてないものも多いと聞きます。穴がかなり狭いので爪楊枝を使って悪戦苦闘して付けましたが、便利です。つけたのはHameeのHandLinker Putto カラビナネックストラップです。指にひっかけるもよし、首に掛けるも良しで便利なストラップです。スマホを首に掛けるのはけっこう便利ですよ。子どもに使わせるときの落下防止にもなります。但し、子どもには長いので、調整が必要です。

その他の良いところ

GPSの感度は良いです。使ってみて数m~数十mくらいの誤差で済んでいます。また、64GのSDカードも使えるので子どもがみる動画をタップリ入れておくことができます。なので、私が前提としていたポイントはクリアしていました。メモリが1Gという点は、アプリ起動時に若干モタつくことがありますが、重いアプリの時のみで、普段使うようなアプリや動画再生にはあまりネックになっていない、というのが体感的な感覚です。

気になったところ

    1. 戻るボタンの位置
      私的には戻るボタンは左です。Q5002は右なので、思わず逆を押してしまうことがあります。但し、慣れの範囲でしょうか。反面、最近はボリュームボタンがソフトボタンのことが多いので、Q5002はカッチリ押せるハードボタンであるメリットの方が大きいです。
    2. ”通知領域”と”クイック設定領域”の使い方
      むしろ便利なポイントですが、タスクバーをプルダウンするとき
      ・右側をプルダウン;クイック設定設定
      ・左側をプルダウン;通知領域
      と使い分けになります。動作がわかるまでは「動きがわるいなー」と思ってましたが、プルダウンする場所がわかっていなかっただけ。慣れれば便利!
      また、デュアルSIMが初めてだったので「あれ?SIMを入れても”?”マークが消えない!」と思ってしましました。デュアルSIMなので、1枚はOK、1枚は未挿入という表示でした。でも、未挿入が常に”?”で表示されるのはちょっと気になりますね。

      Q5002_battery_3

  1. バッテリー残量の表示が若干怪しい
    前述の通り、バッテリー残量表示があまりあてにならないことがあります。また、”設定”の”表示”でも電池は”画面”しか使っていないような表示になります。

    Q5002_battery_2

    充電がおかしくなるというレビューもネット上にはあるようで(バッテリーの入れなおしで直る)、電源管理は若干注意が必要です。でも普段使いでストレスになるようなことはありません。

  2. たまにWifiに繋がらない
    私はLlamaというアプリで自宅に帰ってくると自動的にWifiに接続されるようにしているのですが、たまにWifiに繋がらないことがあります。これはLlamaのせいではなく、手動で切り替えても切り替わらないことが原因です。Androidではたまにあることのようで、再起動するか、一度テザリングをONにして、OFFに戻すとWifiに繋がります。これもSIM接続が切れるわけではないので、クリティカルな問題ではありません。「おかしかったら再起動してね」と子どもには教えています。

まとめ

コストと性能のバランスで考えるとQ5002は非常にパフォーマンスの良い機種です。新品でバッテリー交換もできるポイントも大きい。普段使いにはサクサク使えるので、子どもに使わせるのには非常に手ごろな機種だと思います。

# この記事を書いている時点では発売されていませんが、ZenFone Goも気になります。これもいいですね...
結構よさそう、2万円を切るSIMフリースマホ「ZenFone Go」発売 5.5型HDで2GB RAM、3010mAhバッテリー搭載

# これもいいですね。
税抜き15,970円の5型SIMフリースマホ「HUAWEI Y6」が発売


2016-09-09 追記
その後、ELUGA P-02EとXperia Z SO-02Eを購入しました。両方とも中古ですが、スペックは大満足。
ELUGAは故障(私の操作ミスです)してしまいましたが、Xperiaはroot化してとても快適です。root化については記事にしていますので、よろしければどうぞ。
参考;Xperia Z SO-02Eのroot化

PANASONIC 【通販限定】docomo NEXT series ELUGA X P-02E Black | 白ロム・タブレットや中古パソコン・アウトレット商品はイオシス

SONY docomo NEXT series Xperia Z SO-02E ブラック | 白ロム・タブレットや中古パソコン・アウトレット商品はイオシス

– 25th Mar, 2016 / the 1st edition
– 9th Sep, 2016 / 2nd edition その後のスマホ購入について追記

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

広告