スマートフォンを子どもに持たせるメリット、デメリット / Advantages and Disadvantages of Giving a Smartphone to a Child. |
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簡単に子どもにスマートフォンを持たせてよいのか?
我が家では、
- ゲームは基本的に禁止(唯一、マインクラフトだけ、時間制限をかけてやっています)
- パソコンは子ども専用のものを与えている(アンチウイルスで時間制限&ペアレンタルコントロールをかけています)
という状態です。少しパソコンは使っている時間が長いかなと思ってきていますが、居間で親の目の届くとことでしか使わせないですし、工作など他に好きなことも多いので、工作のネタ探しや、工作方法の検索など今のところプラスになる使い方をしているかな、と思います。
また、普段出かけるときはお父さんやお母さんのスマホやタブレットでマインクラフトをやったり、好きなテレビ番組(録画)を見たりしています。それでも「自分のスマホが欲しい」といわれたことは無いですね。ではなぜスマホを持たせるのか、メリット、デメリットを考えてみました。
メリット
- GPSでいつでも位置が把握できる
これが一番大きいです。まだまだ一人であるくことは少ないですが、はぐれた時や、”もしも”の時にリモートで位置がわかるのが安心です。 - いつでも連絡がとれる
はぐれた時はもちろんですが、習い事が終わったときなど、自分で連絡した方が早い、確実なときは自分で電話してくれると早くて確実ですね。 - 親のスマホを占有しない
時間をつぶしているときに親のスマホを貸してあげたりするのですが、その間、親が手持無沙汰になったり、メールを見たいのに見れなかったりします。動画なども親のスマホに入れておくと結構メモリ容量を食います。 - カメラを持たせられる
色々なものに興味がある子どもは何でも写真に撮っておこうとします。毎度外出の度にデジカメを持って行き、帰ったらパソコンに転送…が面倒でした。スマホならポケットに入り、写真、動画もDropboxで自動的にパソコンと共有されます。
デメリット
- 依存症
やっぱりこれが一番心配ですよね。ずっとスマホをいじっているという…。
我が家では「これはお父さんのスマホで、出掛けるときだけ貸してあげる」というルールにしています。今のところウチの子もそれで文句は無いようです。そのため、今のところ四六時中スマホをいじる、という状況にはなっていません。自宅では自分専用のパソコンがあるのでわざわざスマホを使うという選択肢が無いようです。今後、友達とメールやLINEをしたいと思った時の対処をどうするかですね。 - ながら歩き
とても心配。子どもは一つのことに集中しますから、ながら歩きなんてした日には危なくって仕方がありません。最初、首からぶら下げさせていたのですが、これは止めさせて、移動時は鞄に入れておくようにしました。座っている時だけ使うように厳しく躾けています。 - 会話が減る
今のところ、あまりないですね。逆に「世界で一番大きなワニって何メートルくらいかな」「調べてみようか」「うわっ、大きい」などと、会話のネタになることが多いです。自分の世界を作り出すと無口になるのかなと思いますが、逆に親の方がスマホばっかりみないようにしないといけないな、と思う事が多いです。
まとめ
現在(小学校低学年)の視点で考えてみましたが、年代とともに、ゲーム→コミュニケーション手段とスマホの位置づけも変わっていくようです。以下のサイトに統計データが出ています。
子どものケータイ・スマホの利用実態
情報リテラシーとして、小さいころからスマホなどに慣れておく方が良い、という考えもあるようですが、それならばパソコンの方に慣れておく方が良いと思います。キーボードが使えない若者が増えているとか...
パソコン使えない若者、増加
メリットとデメリットのバランスを年代を考えて躾をして、最低限でスマホを使わせることは問題ないと思います。親もそうですけれど、スマホ以外に楽しいことや見るべきことは生活や景色の中にいっぱいあるのですから。
– 11th Mar, 2016 / the 1st edition
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