子どものスマホで通話無しなら月額ゼロ円のIP電話を使ってみた「SMARTalk」 / Impression of Free Month Fee IP Phone “SMARTalk”. |
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見守りたいけど、お金をかけたくない
子どもにスマホを持たせる最大の目的は”見守りたい”ですが、反面、”お金もかけたくない”でですね。一般家庭における携帯電話の料金で1台携帯/スマホが増える負担はかなりのものです。以前の記事で0sim by so-netのMVNOの利用を提案していますが、月額無料プランでは音声通話はできません。できるだけお金をかけずに音声通話をするため、私はSMARTalkを使っています。非常にお手軽に使えて、見守り目的なら十分なサービスで、コストパフォーマンスも良いです。
SMARTalk(公式アプリ) | FUSION IP-Phone SMART
SMARTalkは使えるのか
まずはこれですよね。私は実際に、いくつかのIP電話サービスを利用したことがありますが、程度の違いはあれ、どうしても会話のタイムラグはさけられない、というのが私の経験です。良いネットワーク状況、スペックの高い端末、空いているサービストラフィックであれば、ほぼタイムラグなしという状況もあり得ます。でも、今回はコストパフォーマンスとのバランスを考えての利用です。
我が家での利用は
SIM;0sim by so-net
端末;StarQ Q5002
で一般の固定電話やキャリアの携帯電話から通話すると、コンマ数秒くらいのタイムラグです。あまり環境に左右されずいつもこれくらいな感じです。タイムラグをわかって使っていればストレスはありません。音質はとても良いですし、通話が発生したときだけ料金がチャージされます。子どもの見守りで長電話することはありませんから、我が家では毎月、数十円とか高くても数百円で済んでます。とてもリーズナブル!
使い方(遅延を少しでも減らすために)
通信設定の設定をWi-Fiも3G/LTEも
コーデック -> G.711 u-Law
パケット送信 -> 10ms
と設定すると(多少)効果があるようです。
キーパッド画面で”設定”をクリック
”SIPアカウント”をクリック
電話番号の右の”>”をクリック
詳細設定の右の”>”をクリック
この画面でコーデック毎に設定ができます。
こんな感じです。
実際に使ってみた
あとは短縮ダイヤルにお父さんやお母さんを登録します。
これで子供でもつかえるようになりました。
まとめ
「通知がならないことがある」などのレビューが過去にあったようですが、Q5002と今のSMARTalkの組み合わせでは、完璧に毎回着信できました。通話はコンマ数秒のタイムラグがありますが、実際に使って会話になっています。十分実用です。
バッテリーへの影響も少ないように感じます。常駐している、していないで大きく待機時間に変化は体感できないくらいだと思います。(現在は必要な時だけ通知するプッシュ通知がデフォルト設定ですね)
他社のサービスも無料キャンペーンとかあれば試していきたいと思いますが、当面はSMARTalkでお世話になりそうです。
– 21st June, 2016 / the 1st edition
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