Raspberry pi2のセットアップ / Setups of Raspberry pi2

   2017/02/20

  • トピック;Raspberry pi2のセットアップ
  • ポイント;NOOBSを使ってRaspbianのセットアップを行った。無線LANの設定も少々コツが必要だが簡単、問題無し。
  • キーワード;Raspberry pi2, NOOBS, Raspbian, 無線LAN, 省電力モード
  • Topic: Setups of Raspberry pi2
  • Points: I have set up Raspberry pi2 using NOOBS. Though there was a knack of wireless network setting, basically easy and simple. No problem.
  • Keywords: Raspberry pi2, NOOBS, Raspbian, Wireless network, Power saving mode.

ラズパイ2にOSをインストールしよう

かなり前にラズパイB+(ガーディアン紹介にリンク)で遊んでいたころはWin32DiskImagerでOSを書き込んでいましたが、今はNOOBS;New Out of Box Softwareという仕組みでOSがインストールできるようです。Raspberry pi2を購入して、1年以上ずっと寝かせていましたが、そろそろいじってみようと。

Raspberry piケースの準備

セットアップの時は有線LANと画面が必要です。Raspberry pi B+の時の経験からこんなケースが欲しいと思っていました。

  • コンパクトさより便利さ(売ってるケースは基板の保護だけ)
  • 電源は抜き差しが必要なのでスイッチをつける
  • GPIOへのアクセスはもう少し便利にしたい
  • 5Vの電源はピンだけでなく、別系統も欲しい(12Vもあれば使うかも)
  • I2Cは複数系統欲しい
  • USBへのアクセスは1ポートだけで良いのでケースのアクセスの良いところで抜き差ししたい
  • ジャンパーケーブルはオス-オスが使えると便利

こんな経験からケースを作成してみました。
silent_leadership_itdiy
silent_leadership_itdiy

まだ仕上げていないので、仕上げたら記事にしようと思います。でもこのままで十分便利...

SDカードの準備(SDカードのパーティションの強制変更)

これまた1年以上前に買った8GのmicroSDカードがありました。まずはフォーマットしようと思ったのですが、以前のバージョンのRaspbianをインストールした際に、パーティションが切ってありました。Windowsのディスク管理ツールでパーティションを変えようと思ったらできません。「ピンチだ」と思ったら、定番の”SDFormatter”で簡単にパーティションを変えて、フォーマットできました。
強制的にSDカードの全容量でパーティションを切りたい場合は”フォーマットオプション”から”論理サイズ調整”をONにすれば、カード容量いっぱいでフォーマットしてくれます。便利!

SDカードフォーマッター – SD Association

raspberry_pi2_setup_03.png

raspberry_pi2_setup_04.png

NOOBSの準備

NOOBSをダウンロードしてきます。

Download NOOBS for Raspberry Pi

LITE版(インストール時にOSをRspberry piでダウンロード)もありますが、フル版をダウンロードしておく方が早いと私は思います。ダウンロードしたら、zipファイルの中にあるファイル(defaults、os,overlaysフォルダやimgファイル)を普通にSDカードにコピーします。

OS=Raspbianのインストール

必要な接続をします

  • NOOBSをコピーしたSDカードを本体に差す
  • USBポートにキーボード、マウスを差す
  • HDMIポートにディスプレイケーブルを差す
  • LANポートに有線ネットワークケーブルを差す

それぞれの接続が確認できたら電源を入れます。

無難にRaspbian [RECOMMENDED]にしておきましょう

raspberry_pi2_setup_05.png

SDカードの内容が消えるけどいいか、と聞かれるので”Yes”をクリック

raspberry_pi2_setup_06.png

ファイルの展開が始まります

raspberry_pi2_setup_07.png

OS(es) Installed Successfullyと表示されたら”OK”をクリック

raspberry_pi2_setup_08.png

再起動されます。

raspberry_pi2_setup_09.png

デスクトップが表示されます。

raspberry_pi2_setup_10.png

Raspbianの設定(ロケーションの日本語化)

“Preferences” -> “Raspberry Pi Configuration”で設定します

raspberry_pi2_setup_11.png

“Localisation”タブをクリックします

raspberry_pi2_setup_12.png

“Set Locale…”をクリックします

raspberry_pi2_setup_13.png

“Language:”を”en (English)”から”ja (Japanese)に変更します。

raspberry_pi2_setup_14.png

raspberry_pi2_setup_15.png

“OK”をクリックすると「設定の反映のために再起動するか?」と聞かれるので”Yes”をクリックします。

raspberry_pi2_setup_16.png

再起動が終わると日本語になっています。

raspberry_pi2_setup_17.png

Raspbianの設定(日本語の設定)

日本語関係のインストールをします。

  1. フォントのインストール
    $ sudo apt-get install ttf-kochi-gothic xfonts-intl-japanese xfonts-intl-japanese-big xfont-kaname」
  2. 入力メソッド(IME的なもの)のインストール
    $ sudo apt-get install uim uim-anthy
  3. コンソールでの日本語表示
    また、デスクトップでは問題ありませんが、コンソールでは日本語が表示できません。

    raspberry_pi2_setup_18.png

    jfbtermをインストールすると日本語が表示できますが、jfbtermを起動した後でないと日本語は表示できません。
    $ sudo apt-get install jfbterm
    コンソールで日本語を表示したいときはjfbtermを起動します。
    $ jfbterm

Raspbianの設定(コマンドラインへのブート設定)

起動時はデスクトップではなく、コマンドライン(CLI)にするします。電子工作で使うのでコンソールを立ち上げたときはデスクトップは不要です。なので、”ブート:”は”CLI”をチェックしておき、コマンドラインで立ち上がるようにしておきます。
デスクトップを使いたいときはコマンドラインから
$ startx
で起動できます。

raspberry_pi2_setup_19.png

Raspbianの設定(キーボードの設定)

“ローカライゼーション”の”キーボードの設定(K)”でキーボードの設定がありますが、うまく動かないようです。

raspberry_pi2_setup_20.png

raspberry_pi2_setup_21.png

そのため、ターミナルから
$ sudo raspi-config
と入力し、設定ツールを立ち上げます。

raspberry_pi2_setup_22.png

“4 Internationalisation Options”を選んで

raspberry_pi2_setup_23.png

文字化けする場合はexport LANG=enで英語モードにしてやってみます。

“I3 Change Keyboard Layout”を選んで

raspberry_pi2_setup_24.png

キーボードのモデルは通常であれば”標準 105キー (国際) PC”です。

raspberry_pi2_setup_25.png

レイアウトは”日本語 – 日本語 (OADG 109A)”です。

raspberry_pi2_setup_26.png

AltGrとして機能させるキーはデフォルトで良いでしょう。

raspberry_pi2_setup_27.png

コンポーズキーは無しです。

raspberry_pi2_setup_28.png

デスクトップを強制終了するショートカットキーの設定です。”はい”で良いでしょう。

raspberry_pi2_setup_29.png

“<Finish>”を選んで(右→キーでフォーカスを移動できます)Enterで終了しましょう。

raspberry_pi2_setup_30.png

アップデート

Raspbianを最新版にアップデートします。
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade -y

raspberry_pi2_setup_31.png

無線LAN接続(設定)

続いて無線LANの設定です。
アダプタはB+で使っていたGW-USNano2-Gをもう1つ買っておきました。

  1. アダプタを差して起動し、デバイスの接続を確認します
    pi@raspberrypi2:~ $ lsusb
    Bus 001 Device 005: ID 2019:ab2a PLANEX GW-USNano2 802.11n Wireless Adapter [Realtek RTL8188CUS]
    Bus 001 Device 004: ID 04cf:0022 Myson Century, Inc. OCZ Alchemy Series Elixir II Keyboard
    Bus 001 Device 003: ID 0424:ec00 Standard Microsystems Corp. SMSC9512/9514 Fast Ethernet Adapter
    Bus 001 Device 002: ID 0424:9514 Standard Microsystems Corp.
    Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub
  2. “ifconfig”で”wlan0″にアサインされていることを確認します
    pi@raspberrypi2:~ $ ifconfig
  3. 接続したい無線LANのSSIDとパスフレーズから、ネットワーク情報を作成
    pi@raspberrypi2:~ $ wpa_passphrase SSID Passphrase
    network={
    ssid=”SSID”
    #psk=”Passphrase”
    psk=e6c022737c8fdb86f447483f8bc00da7ca469e8afcdc151fe1510fcef46a193d
    }
  4. “/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf”に上記のネットワーク情報を追記
    pi@raspberrypi2:~ $ sudo cat /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
    country=JP
    ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
    update_config=1
    network={
    ssid=”SSID”
    #psk=”Passphrase”
    psk=e6c022737c8fdb86f447483f8bc00da7ca469e8afcdc151fe1510fcef46a193d
    }
    コメントの平文パスフレーズは消した方が良いかも。
    その他のオプション(WPA2を意図的に指定する)などはデフォルトでOKなので書きません。
    コマンド一発で以下でもいいです。
    sudo bash -c ‘wpa_passphrase “SSID” “Passphrase” >> wpa_supplicant.conf’
  5. “cat /etc/network/interfaces”のwlan0の部分を書き換えます。
    auto wlan0
    allow-hotplug wlan0
    iface wlan0 inet static
    address xx.xx.xx.xx ←アドレスを指定します
    netmask 255.255.255.0 ←サブネットを指定します
    gateway xx.xx.xx.xx ←ゲートウェイを指定します
    wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
    あと、wlan1は使わないのでコメントアウトしておきます。
  6. ネットワークサービスを再起動します。
    pi@raspberrypi2:~ $ sudo service networking stop
    pi@raspberrypi2:~ $ sudo service networking start
    Raspberry pi2自体を再起動でも良いです。
  7. 接続を確認します。
    ifconfigとpingで確認すると良いでしょう。
    pi@raspberrypi2:~ $ ifconfig
    pi@raspberrypi2:~ $ ping www.google.co.jp

無線LAN接続(省電力のオフ、動作の安定化)

B+のときにはまったポイントです。Raspbianはデフォルトでネットワークの通信が一定時間無いと、ネットワークの電源を切る”省電力モード”になり無線LANが切れてしまいます。非常に不安定なネットワークになります。なので、この設定をオフにします。

  1. 現在のモードの確認
    pi@raspberrypi2:~ $ sudo cat /sys/module/8192cu/parameters/rtw_power_mgnt
    1
    ↑”1″の時は省電力モードがオンになっています
  2. “/etc/modprobe.d/8192cu.conf”を作成(もし既存であれば編集します)
    sudo bash -c ‘echo options 8192cu rtw_power_mgnt=0 > 8192cu.conf’
  3. 設定反映のためRaspberry pi2を再起動します
  4. 設定後のモードの確認
    pi@raspberrypi2:~ $ sudo cat /sys/module/8192cu/parameters/rtw_power_mgnt
    0
    ↑”0″になっていることを確認します。
    モジュールのロードの確認もしておきましょう。
    pi@raspberrypi2:~ $ lsmod|grep 8192cu
    8192cu 560049 0
    cfg80211 427855 1 8192cu

これで/etc/network/interfacesに指定したIPアドレスで接続できます。
あとはSSH接続すれば、電源以外のケーブルはすべて外せますね。

Windows共有(samba)の設定

私はファイルの設定、プログラムの編集をWindowsのエディタでやります。なので、Raspberry piのファイルをWindowsマシンからアクセスできるようにsambaをインストールしておくのは必須です。

  1. sambaのインストール
    pi@raspberrypi2:~ $ sudo apt-get install samba
  2. 設定ファイル(/etc/samba/smb.conf)の編集
    以下の記述を最後尾に追記
    [share]
    comment = pi’s home directory
    path=/home/pi
    read only = no
    locking = no
    browsable = yes
    guest ok = yes
    force user = pi
    map archive=no
    ※”map archive=no”がポイントです、これが無いと、Windowsからファイル書き込みすると、実行ファイルでもないのに実行属性がついてしましますので、必ず指定しましょう。
  3. サービスの再起動
    pi@raspberrypi2:~ $ sudo service smbd restart

これで¥¥マシンアドレス¥shareという共有名で、ホームディレクトリにWindowsマシンからアクセスできるようになりました。

まとめ

久々にRaspberry piのインストールをしましたが、NOOBSの導入などで、どんどんらくちんになっていますね。今度はRaspbian LITEや、他のディストリビューションで”軽い”OSを目指してみたいです。


– 12th Jan, 2017 / the 1st edition

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